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Aroma Terrace ~aromatherapy&herbs~

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2011年の味噌作り


今年も恒例となった味噌作りをしました。
生協で毎年この時期に味噌作りに必要な材料を売っているので、忘れずに注文しています。
自分で準備するとなるとなかなか出来なくても、家に届いてしまえば、仕方ない、やるか~という気にもなります。

作り方を簡単に・・・
①前日に水に浸しておいた大豆(1Kg)を、新しい水に替えて3~5時間、灰汁をとり、水を足しながら煮る。指先で潰せるくらいまで。
②ざるにあげてよく水分を切る。このとき煮汁を種水用として300ccぐらいとっておく。
種水:煮汁300ccに塩35gを加える。
③熱いうちに大豆をつぶす。
④種みそを2等分にしておく。
種みそ:酵母菌が生きている熟成味噌を「種みそ」として加えることで発酵を促す。市販の味噌の場合、原材料にアルコールや酒精がないものであれば種みそとして使えます。私の場合前年作った味噌を種みそにしています。
⑤容器を焼酎などで消毒し、種みそを容器の底に薄く敷き詰める。
⑥こうじ(米こうじ1Kg)と塩(450g~490g)を混ぜる。
⑦⑥に③の大豆、残りの種みそを入れて混ぜる。
小指がすっと入るくらいの柔らかさになるまで、よく混ぜ合わせます。かたい場合は種水で調節します。
⑧みそ玉を握り、かめに詰める。
おにぎり大に丸め、3~4個づつ容器に詰めて上から手のひらや甲で押して空気を抜きます。これを繰り返して最後は表面を平らにします。
⑨表面をラップでおおい、重石をします。
塩800gを大きめのポリ袋に入れたものを重石の代わりにすると、重さが均等にかかるだけではなく抗菌性が高くなります。
⑩新聞紙をかぶせてひもでしばり、冷暗所に。


熟成期間は6カ月から1年くらい。梅雨明けに一度天地返しをします。
画像もないし、文字だけでみるとすごく大変そうですが…。
大変なのはつぶす作業のみ。
圧力鍋とフードプロセッサーがあればあっという間。だそうです。
うちには両方ないのでひたすら人力ですが、小学2年になった息子もだいぶ使えるようになり、マッシャーと麺棒で意外に早く終わりました。
今年はお味噌汁の中にまるごとの大豆がぷかーんと浮いてきて、気持ち悪がられることもない、はず。
煮て、潰して、混ぜて、かめに詰めてじっくり寝かせる。
これだけの単純なことで、お味噌って出来てるんです。
待っていれば酵母菌がせっせと働いてくれる。
スーパーに行けば何でも売っていてすぐに手に入るけれど、なかなか出来ない「じっと待つこと」の大切さをしみじみと思います。

by aroma-terrace | 2011-01-31 21:27 | たべること